あらすじ
婚約破棄されて断罪されるはずの悪役令嬢は、なぜか国を救っていた。
けれど、国に巣食う悪政は消えてくれなかった──。
悪徳領主の罠にはまり、婚約破棄されたリリアーネ・ラピスラズリは、
「もう結婚なんてコリゴリですわ!」
そう叫びながら、高位貴族の子息たちの前から颯爽と逃亡した。
そんな彼女に待っていたのは──不敬罪だった。国王に冤罪をかけられたリリアーネは、なぜか罪人として追われることになる。
さらに、幼馴染で王太子のウィリアムが、リリアーネを追いかけて辺境の田舎貴族に婿入りしにやってきた。
リリアーネは「なんですって!?」と思わず叫ぶ。
これだから権力のある男は嫌いだ! と憤る彼女は──やがてその村で出会った少年とともに村人たちの生活を助けながら、平穏なスローライフを楽しみはじめるのだった。
けれど、そんなリリアーネの村に、ある日王国から使者がやってきた。
「王命だ」