あらすじ
私、榊原美緒(さかきばらみお)。高校二年生。私の隣の家には、生まれた時からずっと一緒で仲のいい幼馴染、本田斗真(ほんだとうま)が住んでいる。
幼稚園、小学校、中学校、そして高校とずっと一緒。休みの日も一緒の時が多い。私はこのまま同じ大学に行っていずれは結婚すると思っていた。
斗真はイケメンでもなく、スポーツが得意という訳もない。勉強だっていつも私が教えてあげるからなんとか学年で中の上位を維持している。
私は運動は苦手。だから情報処理クラブに入っている。まあ実際は帰宅部見たいな部活。斗真は図書委員をしている。
いつも放課後は図書室にいて斗真と一緒に帰宅する。でも最近私と一緒に帰る日が少なくなって来た。
斗真も私もお互い幼馴染ではあるけれど、恋愛感情は稀有だ。だからと言って私以外の女性と絡むのは嫌だ。
でも斗真と付き合っている訳でもないから他の人と一緒に下校したりするのを邪魔する訳には行かない。
だからもしそういう事になっても、いずれは私と一緒になるのだから、少しは好き勝手するのも許してあげる。そんな気持ちで居た。
そしてある日、私は信じられない光景を見てしまった。そう斗真とその女が手を繋いで仲良く歩いている姿だ。そして歩いて行く先には、私が知らない世界が有った。