あらすじ
王太子の婚約者として相応しいように、物心ついた時から努力してまいりました。
他国からの留学生も来る国内有数の貴族学校である王立学園では、常に優秀な成績を残さなければなりません。
また学園では他国の王族や上級貴族の学生も多くいますので、社交の場でも侮られないよう淑女としても完璧でなければなりません。
王太子が他の方をエスコートすることがあればその足を引っ張らぬようダンスも完璧にこなさなければいけませんし、もちろん武術の授業がある日は剣術の稽古も欠かしません。
こうした努力を続け、私は成績優秀で品行方正な王太子殿下の婚約者として申し分のない人物になってきたと思います。
しかし学園には、私のように努力をしないにもかかわらず常に王太子殿下に付きまとい自分の魅力で王太子を虜にした少女が現れました。