あらすじ
初めて顔を出した夜会で『骸骨みたい』と言われたメルテンス王国の王女、アウレリアは、夜会を抜け出した先で一人の騎士に出会う。顔もはっきりと見えない薄暗闇の中、彼の言葉が胸に響き、アウレリアは『骸骨のような』顔を隠して過ごすことを決めた。
その数か月後、魔王封印の儀式の為に王太子とその一行が魔王城へと向かう。魔王の封印を重ねてかけるだけの儀式だったはずが、一行の一人が名誉を得るため魔王を殺そうとし、魔王が目覚めてしまう事態に。
運良く再び封印が出来たらしいのだが、一行の一人、ディートリヒという名の騎士は、魔王を自らの影に封印した影響で、徐々に衰弱していた。
どうすることも出来ないと思われたのだが、一行を讃える夜会が開かれたその日、彼はアウレリアに告げる。「自分と添い寝して欲しい」と。
しかもどうやら彼は、いつかの夜会でアウレリアと言葉を交わした、あの騎士だったようで……。
見た目にそぐわず真面目で優しい人外染みた美貌を持つ騎士と、身を削ってでも民を思う『骸骨さま』と呼ばれた心優しい王女のお話。
日曜休み、毎日更新