あらすじ

「アナスタシア家は没落するかもしれない。」
「はい?」
え? どういうこと? 突然意味がわからないんだけど.............。
すると、国王陛下が説明をしてくれた。
「現在、帝国では貴族階級の大幅な削減が進んでいるのだ」
「そうなんですか?」
「うむ.............小さな領地を持つ貧乏貴族の取り潰しはもちろん、騎士爵や準男爵などの下級貴族も軒並み減らされている」
そんなことになっていたのね。
知らなかったわ。
「その一環で、アナスタシアも男爵家の爵位はく奪が決まった」
「えぇ!?」
何それ!? そんなの酷いじゃない! 抗議しないと................!
でも、私の言葉を聞いた国王陛下が苦笑しながら言ってきたの。
「安心しろアナスタシア……ワシはそなたを縛りつけるつもりはない」
「……どういうことでしょうか?」
私が首を傾げると、今度は王妃様が微笑みながら話し始める。
「実はね、アナスタシアが聖女に覚醒したことを公表し、正式に教会に迎えることにしたの」
「はぁ……」
なるほど、そういうことか……。
つまり、私を教会の聖人として祀り上げるつもりなんだわ。
まあ、悪い気はしないわね。
でも、聖女って言われると恥ずかしいわね……。
「……もしかして、私も修道院に送られちゃうんですか?」
恐る恐る聞いてみると王妃様が首を横に振ってくれたわ。
良かったぁ~!!でも、そうなると私に何のメリットも無いのよね……。
「ですが、このお話はお断り................」
私がお断りしようとすると、慌てたように今度は国王陛下が発言した。

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アルファポリス
アルファポリス2023/12/13
  • 現在の作品【完結】突然聖女になった上に、国を救うことになりました