あらすじ
<前書き>
主人公の龍志の勤務先は歌舞伎町のホストクラブだが、マスコミで騒がれている売掛制度を採用していない数少ない店だ。歌舞伎町には300店近くのホストクラブがあり、大阪ミナミの2倍以上の店舗で集客数もダントツだ。また、地方で勝負するホストは“歌舞伎町ドリーム”を夢見てやって来る。言うならば歌舞伎町はホストの聖地と言えよう。
一方、売掛制度に縛られて泥沼に堕ちて行く客とホストがニュースになっているが、ホストクラブ全店が売掛営業ではなく、現金やカード決済の店が増えている。時代の変革とニーズを傍観したホストクラブ業界が自浄作用を推進し、世間の理解を得られる業界に発展することを願わざる得ない。
<あらすじ>
新潟県の雪深い小さな町で育った龍志は、1年間勤めた信用金庫を突然辞め、行先を告げずに東京へ出た。所持金が尽きかけて働こうとするが、保証人不在、カプセルホテル住まいでは就職先はなかった。
ある日、タチンボの子に勧められるままにホストクラブへ面接に行き、採用された。一見華やかに見えるホストの世界だが、シビアな人気稼業の競争社会だ。悲しいことなんてひとつもない笑顔を振りまくホストたち、彼らの生き様や考え方、周囲の人間模様などを龍志の日常でわかっていただけたらとても嬉しいです。
普通の青年が思わぬことでホストになり、さまざまな人と出会い、そしてどうなって行くのか? 最後までお楽しみください。