あらすじ

一学期の期末試験を終えた直後、友人から妙な写真を見せられた。そこには肝試しにやって来た少年の一人が首無しになってピースサインをしている姿が映っていて、その写真を見せて来た友人のクラスメートらしい。  写真を見せて来た友人にこれは本物だろうかと心配そうに尋ねられ、画像の加工を見破るサイトを用いて写真の正体を暴く事になる。  そんな事するまでもなく分かるだろう? まあ確かに。だがこの写真とは既に不自然なのだ。撮影者が、私とこの写真を見せて来た友人と共通の友人である、結構なビビり野郎なのである。ホラー映画も一人で観れないような。  何故そんなビビりが肝試しに参加しているのか。然もこの写真を、肝試しに関与していない友人に送り、かつ同じく肝試しに参加していない私に見せるよう指示したという。  加工の有無がどうだろうと拭えない疑問を纏うこの写真が生まれた経緯を探る事になった私達は、何故か校内に伝わる幽霊の噂話と、「おきつね様」という単語にぶつかる。まるでこの写真とは、本物であると言うように。仮に本物であったとしても、ビビりが肝試しに向かい、私へこの写真を見せるよう指示した理由は分かりはしないのに。  真に恐れるべきは人か怪奇か。これは、かつての青春時代を基に書けと呪われ、私が晒す作り話。 ※最終話まで執筆済み。年内に完結するよう、毎日十七時から一話か二話ずつ更新を予定しています。詳細な更新情報は近況ノートにてお知らせします。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
カクヨム
カクヨム2023/12/01
  • 現在の作品怪奇定義