あらすじ
救世の志士達が、漆黒革命師団 ザガー・カルツを率いるエイワス・ヒュビネットとの戦いへ巻き込まれる同時代。僅かに遡った日々、それは火星圏の民へ衝撃を叩き付けた。
古代より続いて来た伝説の王家〔マルス星王国〕が、新興国家であるアレッサ連合政府により滅ぼされるという、余りにも唐突で悲劇的な時代が到来したのだ。
その星王国滅亡後…亡き王族の血脈たる存在の生存が確認されるや、連合国は血眼になってそれを探し出す。たった一人の王位継承者である、フレノイア・マルス・マーシャデルと言う幼き少女を――
一方その頃、とある秘密筋よりの依頼を受けた一団がアレッサ連合政府の目を掻い潜り、一隻の船と数機の機動兵装を駆り火星宙域へと繰り出していた。
しかしその船に掲げられた旗はドクロ。彼らは義賊を生業とし、その流れで受けた依頼による報酬を得て日々を生きる、ヴァロック海賊団と呼ばれる者達であった。
今…ドクロ掲げた船と、幼き王女の運命が交錯する。それを待ち侘びた様に、古の禁忌が息を潜めて時を刻んでいた。
――オメガを冠する巨人、終わらせる者の伝説の一欠が――