あらすじ
◇第30回電撃小説大賞用、紹介文(798文字)
五度の世界大戦により人類文明が滅び、人類の総人口が三千人にまで減った西暦3456年。
人類は自らの支配をAIに委ね、彼らに奉仕されながら狭いコロニーの中で管理され生きている。
そんな中、コロニー統括管理AIは一つの悩みを抱えていた。
人類文明の復興を目指してはいるが、人類滅亡までの長きにわたる戦争で人類の歴史文化情報が著しく散逸してしまった事だ。
故に管理AIは人類に、文化を発掘する様に命令を下す。
歴史文化を発掘調査する通称「スコッパー」を命じられた一人である、主人公のウグイス・ローマン。
彼は妻でありメイドでありアンドロイドであるシラヌイと共に、20世紀~21世紀の日本のオタク文化を専門に発掘と調査をしていく。
同人誌、ゲーム、メイドカフェ、アニメ、はたまだ織田信長やダッチワイフなど、西暦3456年の常識から見れば異文化そのものであるオタク文化を西暦3456年の常識でもって理解し、時に真贋を疑い、文化の復興に貢献していく。
また、AIに人類が奉仕するイベントになってしまったハロウィンや、AI化した本人が喪主を務める葬式などを通じツンデレ妻と仲を深めていき。
そんな中ウグイスは西暦3456年では廃止された結婚指輪の文化を復活させ、ツンデレメイド嫁アンドロイドに指輪を贈りデレさせる事に成功したのであった。
◇以下、読者用の粗筋
人類は滅んだ。
外宇宙からの侵略者など欠片も存在せず。
巨大怪獣が現れた訳でもなく。
はたまた摩訶不思議なウィルスにより、人間がゾンビになった事実も無く。
自らの愚かさ故に、ふっつーに最終戦争で全面戦争で人類文明は滅び去った。
だが人間は、そこそこしぶとく絶滅していなかった。
僅かに生き残った人類は、新たな友であり奉仕種族。
AI=機械知性体、いわゆる超高度AI。
彼らに、支配される道を選んだ。
それは嘗て人類が望んだ平和そのものであり。
人類が種族として終わりを告げた瞬間だったのかもしれない。
――それはそれとして、ただいま西暦3456年。
コロニー統括管理AIは、一つの悩みを抱えていた。
人類文明の復興を目指してはいるが、人類滅亡までの長きにわたる戦争で人類の歴史文化情報が著しく散逸してしまった事だ。
故に、管理AIは命令を下した「そうだ、発掘しよう!」と。
これは、歴史文化を発掘調査する通称「スコッパー」を命じられた一人の男と。
彼の妻でありメイドでありアンドロイドの日常である。
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