あらすじ

断罪シーンの立ち位置で、自分が転生者のヒロインだと自覚したアンジュ。しかし、アンジュには目的があった。それは自分の叔母である現王妃を救い出すこと。  番というものが絶対のこの世界で、政略結婚の末に現国王の番の影に追いやられた叔母。白い結婚のまま王宮で肩身の狭い思いをした後に、毒殺未遂をされてしまう。  そんな叔母を救うためには、国王の王弟殿下であるアレンに近づきその力を借りること。しかし目的があって近づいたアンジュを、アレンは運命の番として見染める。  ただ殿下には国王と同じく、公爵令嬢のティナという婚約者がいた。ティナは王妃となるために教育を受け、ただ殿下を素直に愛してきた。  その殿下を番という立場の者に、すんなりと盗られてしまう。その悔しさからアンジュへのいじめが始まった。  そして自分をいじめたために断罪されるティナを見た時、アンジュの中で考えが変わる。  国王と同じことを繰り返そうとする王弟殿下。殿下にとって自分が番であっても関係ない。少なくともアンジュにとってアレンは、前世で夢見た白馬の王子様ではなかったから……。  ティナの手を引き、アンジュはヒロインからの退場を宣言する。

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カクヨム
カクヨム2023/12/11
  • 現在の作品運命の番? そんなモンは知りません。この世界に白馬の王子様はいないようなので、私は喜んで退場させていただきます。