あらすじ
アルル・マクスウェル。
王道RPG『ローレンス・ストーリー』の悪役貴族である。
彼は公爵家の血筋ということで強権的にふるまうものの、実際は攻撃力0の最弱ジョブ、【防御魔術師】の持ち主で、それゆえに因縁のあった主人公との決闘に敗北。失意のなか魔族の襲撃を受け、そのまま殺されてしまうという憐れなキャラだ。
そんなアルルに転生した社畜の主人公。彼は状況を把握したのち、こう決意した。
「よし。とにかく死なないようにしよう!」
もはやこの最弱ジョブでは主人公や魔族に勝つことは不可能。であれば、外傷を負わないように防御面を鍛えるしかない。
だからこそ、彼は防御魔法を極めることにした。勝つのではなく、とにかく意地汚く生き残るために。
だが、彼は知らなかった。
防御魔法であれなんであれ、極めてしまえばそれはすさまじい力を発揮することを。
これは、そんな彼がなぜか無双してしまう悪役転生物語。