あらすじ
高校二年生。唯一無二の三角関係を築いたあの頃。
水都 世(みなと せい)と田所 春近(たどころ はるちか)は家が隣同士という典型的な幼馴染。二人の関係に新たに加わった登場人物は、左方 夏生(さかた なつき)。
春近と夏生は親友同士で、世は二人の関係を微笑ましく見守っていた。…あの日のキスシーンを見てしまうまでは。
夏生は自らを同性愛者だということを、世に告白する。世が好きな夏生は、春近のことを好きだったのだ。
夏生は「悔しい」といって涙を零す。見ていればわかる。春近が、世に恋をしていること。
世と春近。そして、夏生。
三人はなんて歪な関係。そして、美しく見事なトライアングルを描いてしまったのだろうか。
秘密のようにして育てられた恋の行方を巡る青春群像劇、ここに開幕。