あらすじ
光の国と呼ばれるカレディア国。その国に伝わる聖獣様の光のシード(魔法の核)に選ばれた聖女の一人であったセレスティア。
幼い頃から王太子殿下との婚約を結ばれて、大聖女候補であったにもかかわらず、ある時から、髪の一部が黒くなってしまう。
光にシード(魔法の核)に選ばれた聖女は、薄い光り輝くような色になるはずなのに、黒髪が出現したせいで聖女を疑われていた。
王太子殿下までもが黒髪が出現したセレスティアに冷たかった。
そんなある日、セレスティアは探索のシードを自分で造り、探索の魔法が使えるようにしようとすると、自分でなく天井へと探索のシードが飛んでいき、破壊された天井から男が落ちてきた。
その男が覆いかぶさっているところを王太子殿下に見つかってしまい婚約破棄をされてしまったセレスティア。
探索のシードを使って王太子殿下の浮気の証拠を掴んで婚約破棄をするつもりが、セレスティアの不貞を理由に王太子殿下から婚約破棄をされてしまった。それなのに、王太子殿下はセレスティアに側妃になることを求めてくる。
「王太子殿下。図が高いですわ」
「誰に言っている!!」
そう言って、王太子殿下を怒らせてしまったセレスティアに手を差し伸べたのは、天井から落ちてきた男だった。彼はシュタルベルグ国の王弟殿下ヴェイグと名乗り、セレスティアをカレディア国から、連れ出してくれることになり……。