あらすじ

これは、ちょっと未来のお話。  AI技術が大きく進歩して、人々の生活のあらゆる場面で活躍するようになった社会。多くの仕事をAIに任せることができるようになり、暇を持て余した人々。彼ら彼女らは、とあるフルダイブ型VRMMORPGに熱中することになった。  そのゲームの名は『アンリアル』。政府と大手ゲーム会社が結託して作り上げたそのゲームは、強固な信頼のもと、ゲーム内のお金を現実に還元することができるシステムが用いられていた。ゲームで稼いだお金が、現実でも使えるようになる。楽しみながら稼ぐことができる。それは、暇を持て余した人々にとって、ひどく魅力的な文言だった。こうしてフルダイブ型VRMMORPG『アンリアル』は、リリースから1年で国内ユーザー数3,000万人を突破。AIと共に、人々の生活の一部になろうとしていた。  そんなアンリアルにおいて、主人公のコミュ障ゲーマー小鳥遊 好(たかなし こう)は、「サポートAIガチャ」なるもので最高レアリティの白銀ロリ妖精『フィー』を引き当てる。まるで、2度にわたる両親の死を乗り越えろと、そう誰かに言われるように。 「これで、(超絶ウルトラ可愛くてそのうえ面倒見のいい女神のような)ウタ姉に恩返しができる!」  無口で気難しい(でも、あざと可愛い)サポート妖精AIフィーを相棒に、主人公は情報を売ることで高校生の義姉を支える日々を送っていた。しかし、現実で過ぎ行く時間には逆らえない。そう、どこまでもゲームを愛し、義姉を愛する主人公にも「受験勉強」という現実の関門が待っていた。  自分たちの生活のために青春を犠牲にしてバイトに明け暮れている義姉、小鳥遊 唄(たかなし うたう)の負担を減らすためにも、主人公は断腸の思いでアンリアルへのログインを自ら禁じることにする。 「絶対に、国公立! 学費の安い、国公立! なおかつ、通学費を抑えるためにも、バス圏内!」  全ては、そう。最愛の義姉のために。そして、アンリアルでお金を稼ぐことが出来るようにするために。  この物語は、そんな主人公が受験勉強を終えたところから始まる。  半年ぶりにアンリアルにログインした主人公は、サポート妖精フィーを連れて適当にダンジョン(現行の最高難易度)に挑み、肩慣らしをすることに。しかし、その最中、マヌケな悲鳴を聞く。トラブルの原因にもなりかねないため無視をしようとした主人公だったが、悲鳴の中には、ゲーマーであれば誰もが聞き逃せない単語が混じっていて――。  太った黒猫『にゃむさん』によって結ばれる「ゲーム」と「現実」、2つの世界。果たしてコミュ障ゲーマーの主人公は、いかにして陰キャオタク少女とパーティを組むことになったのか。青春、恋愛そっちのけでVRMMORPGに興じる若者たちの姿、とくとご覧あれ! ※毎週金曜日18:00、土曜日12:00に更新します。あらすじは三人称ですが、本編は一人称です。 ※1話は3000時前後(読了目安5~6分)に収めます。 ※各主要キャラのちょっとした紹介と、キャライメージがある近況ノートへのリンクです。ご興味があれば、ご覧になって見てください。 ●主人公:『小鳥遊 好』(たかなし こう)(https://kakuyomu.jp/users/misakaqda/news/16817330667910787651) プレイヤー名:『斥候』(せっこう)(https://kakuyomu.jp/users/misakaqda/news/16817330667910899909) ●主人公の義姉『小鳥遊 唄』(たかなし うたう)(https://kakuyomu.jp/users/misakaqda/news/16817330667910871749) プレイヤー名:??? ●陰キャオタク:『鳥取 柑奈』(ととり かんな)(https://kakuyomu.jp/users/misakaqda/news/16817330667910829137) プレイヤー名:『トトリ』(https://kakuyomu.jp/users/misakaqda/news/16817330667910937813) ●サポート妖精AI:『フィー』(https://kakuyomu.jp/users/misakaqda/news/16817330667910973174)

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カクヨム
カクヨム2023/12/09
  • 現在の作品チート妖精連れのコミュ障ゲーマー、陰キャオタクとパーティを組む