あらすじ

エスリカーナ王国に仕えていた政務補佐官・クラウスはその器用さから 数年ごとに各省を渡り歩き、上司の無茶振りを引き受けていたが、 補佐官以上に昇格することはできずにいた。 そして彼の存在を軽視した上司に失敗の責任を被せられ、 三十代半ばにして仕事を失うことになる。  左遷という名目で実質追放されたクラウスは、王都から遠く離れた 山奥の村で管理官見習いとして住むことになる。 「仕事を辞めたら山奥で暮らしたいと思っていたし、ちょうどいい」  右も左も分からない山奥での暮らし――のはずが、クラウスは 王国のあらゆる業務を補佐官として行ってきた結果、山村を住みやすく 変えていくには十分な能力を身につけていた。  一方、クラウスを頼りにしていた人々が彼に会いにやってくるのだが、 山奥で伸び伸びと生きている彼を連れ戻すことはできず、逆に悩み事を 相談したり、王都での暮らしの疲れを癒やされたりと、もてなしを受けて 山奥暮らしの良さを知っていき、住民が増えたり増えなかったりしながら、 クラウスの住む村は思いがけない規模へと発展していく。

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カクヨム
カクヨム2023/12/09
  • 現在の作品自覚なき最強補佐官、追放されて超山奥の村で管理人見習いになる ~上司の無茶振りを二十年こなしたら万能になっていた件~