あらすじ
生まれた時から【怖さ】が無い 天道 鑑(テンドウ カガミ)は小さい頃、心臓の筋肉の一部が徐々に裂けていく奇病
【T-SAD ティーサッド】を父の命と引き換えに克服。
父の遺産はレトロゲーだった。
家庭用ゲームをカガミに残しこの世を去った父は一体何を伝えたかったのか?
そして図らずも8bitの世界からがっつりゲームハマるカガミ。
小学校半ばで出来た似た病気の竜二と仲良くなり二人は更にゲームにのめり込んでいく。
中学に上がりようやくまともな友達が出来たかと思えば、その双子の兄 ヒカル と妹 ネネ も同じ病気【T-SAD】だった。
双子の秘密を知り、カガミと竜二は自分たちの特殊性を改めて見つめ直す。
「なんで感情や感覚が僕達には欠如しているんだ??」
双子の別荘に遊びに行くことが出来たカガミと竜二はそこで父の手記入りの本【裏聖典】と出会う。
それに記されていたのは昔々に起きた自分達と同じであろう病気にまつわる ある"宗教"のお話。
その宗教は現在、形を変えてテロ行為を行う集団になっていた。
自分たちが特殊なホルモンを生み出す可能性があると知らされた4人はその宗教に狙われる危険性があると聞かされる。
夏休みの終わり、父の足跡を探す目的と半分は肝試しで訪れた旧遺伝子研究所。
だがそこには足を踏み入れる事は叶わなかった。
4人は敵の刺客とバッタリ出くわしてしまう。
しかも、渡り廊下では警察官を名乗る人物にも迫られピンチに。
4人が窮地を脱した後、母親とともに見た記録は8年前の死ぬ直前に自分達へ送ったビデオレターだった。
そしてここでカガミ達は
『イチゴサイダー』の意味を知る事となる。
それは未来に絶望せず、明るく『普通』に生きて欲しいと父が自分達に願った思いが込められていた。
少しずつ大きくなるカガミを取り巻く仲間や、元T-SAD患者に忍び寄る影。
心の成長と、気持ちが繋がる事の大切さを身を持って体験し、自分の糧にして奮闘するお話。