あらすじ
LGBT配慮やスカートとスラックスの機能性格差の問題が重視され、今や性別に関係なく制服を選べる時代になりつつある。
しかしこれはあくまでシステム上の話であり、女子生徒によるスラックス着用と男子生徒によるスカート着用では後者が圧倒的にハードルが高い。
それでもそんな時代へ移り変わったという事実だけでも喜ばしいことかもしれない。
私が中学校へ入学した時代は男子は詰襟とスラックス、女子はセーラー服とスカートという固定観念に異論を唱える人などなかった。誰もそれに対して疑問を抱いていなかったからだ。
そんな時代にスカートを履いて学校に通った僕、いや私の実話。
中学入学後間もない僕はある日姉のセーラー服をこっそり着ていた。同級生の女の子みんなが着ている美しい紺の鎧に、ただただ興味があっただけ、のはずだった。これからの生活をガラリと変えるきっかけになるとも知らずに、家の中で女子中学生気分を堪能していた。
私の壮絶で美しい、スカートに揺られながら過ごしたおよそ6年間の生活まとめた完全ノンフィクション作品です。