あらすじ
魔王の俺は、人間の姫を守る兵士の見習いと魔族の王という二重生活をしている。
姫に惚れている!
理由はそれだけだ。
その可憐で心優しい姫の名はレイナック。
レイナックは姫でありながら不遇な扱いを受けている。
親であるはずの王からも、兄や姉である王子や王女からも相手にされず、小屋のような部屋で過ごす日々。
護衛や付き人もほとんどいない。
だから俺は人間の姿になって、見習い兵士として姫の護衛となった。
姫の幸せこそが俺のすべて!
魔王だとか魔族組織だとか、そんなものはどうだっていいのだ。
しかし姫の幸せを妨害する連中は、ウジのように湧いてくる。
クソのような婚約者。
姫を召使のようにこき使う姉。
供物にしようとたくらむ魔族の輩。
姫を守りたい俺の邪魔をする勇者一味ども。
そいつら全員叩き伏せて、逆に姫を守るための駒にしてくれようぞ!
ところでその姫だが、魔王の俺に想いを寄せているらしい。
魔族と人間は相容れない?
ならばそんな世界すら俺色に染めて、姫と結ばれてやるわ!