あらすじ
現代日本を舞台とした人気RPG『グレイブワールド』。そのゲーム内に登場する男性キャラクター、寺野朝日に転生した主人公は悲嘆に暮れた。彼はグレイブワールドの大ファンであり、それ故に寺野朝日が悲惨な運命を辿る悪役キャラであることを知っていたからだ。
だが、転生してしまったものは仕方ない。
気持ちを切り替え、彼は今後どうするかを考える。不幸中の幸いか、寺野朝日はまだ闇堕ちしていない。つまり彼の有する原作知識を駆使すれば、寺野朝日が辿る末路を回避できるかもしれないのだ。
さらに闇堕ちしていないということはまだゲームが始まってから日が浅いということであり、いずれ鬱エンドを迎える他の推しキャラも救える可能性があるということだ。そのことに気付いた彼は、悲嘆に暮れている場合ではないことを悟る。
これは彼が原作知識を活かし、全ての推しキャラを救うまでの話