あらすじ

レティシアは三日後に祭祀場で行われる建国祭の秘儀で、命を奪われることになっていた――。彼女の実家はこれまで何人もの聖女を排出してきた由緒正しき家柄で、一人娘のレティシアも神殿内にある聖女養成学校に入学し、これまで勤勉に生きてきた。しかし、レティシアが成人するまでに異能は発揮されず、養成学校も退学となる。実家からも勘当された彼女は教皇庁付きの女官としてあくせく働いていたのだが、後ろ盾がなく純血の乙女であることを理由に建国祭での生贄に選ばれてしまい……?祭祀が翌日に迫った夜、レティシアはなぜか皇宮に呼び出されて――!?そこで彼女を待っていたのは見目麗しい男性で、レティシアは一世一代の勇気を振り絞って彼の元で雇ってもらうように懇願した。だが、目の前の男から提案されたのは、彼の愛人になることだった……!?生贄になる未来から逃れるため、彼の提案を受け入れたレティシアは思いの外甘く激しい一夜を過ごすことに――。「優しくしてやろう。お前が、俺から一生離れられなくなるように……」翌朝、愛人になった相手が、気性が荒いと噂の皇帝陛下・アレンディスだと知ったレティシアは――?※こちらの作品にはイラストが収録されていません。(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)

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