あらすじ
男子大学生の城島九里香(きじまくりか)は、幼少の経験や毎夜届く無言電話によって重度の不眠症を患っていた。
ある日、不可思議な夢と共に無言電話の正体を知った九里香。同時に、彼の自宅のベランダには千切れた人間の肉片が降り注ぐ。
それがとある怪異との婚約であり、知らぬ間に自らが異形の存在と婚約していたことを知った九里香は、大学教授からある女学生を紹介される。
怪異と人間の婚姻を「破婚」させるという女・玉依珊瑚(たまよりさんご)は、九里香に「条件を飲めば怪異と破婚させる」と持ちかける。
しかし、彼女が提示した条件は「珊瑚自身との結婚」で…………
花の街に増え続ける、異形の花嫁と失踪者。十一年前に滅んだ「教団」と遺児たち。忘れられた神。
次々と起きる怪異事件に、新婚バディが立ち向かう。