あらすじ
「がんばっても報われないのは、すごく悲しくて、寂しいよね」
少女は記憶障害を持っていた。だから周囲に特別扱いされていた。
少女は普通になりたかった。しかし、その努力が報われることはなかった。
少女は強い孤独を感じていた。そして、とあるゲームの悪役に強く感情移入した。
どんなにがんばっても報われない。
そういう運命を背負って生み出された存在。
悪役の名はイーロン・バーグ。
彼に転生した少女は、悪役として討伐される死の運命に怯えながらも、記憶障害の解消に歓喜し、自由に生きると決めるのだった。