あらすじ
RPGゲーム『ザ・ラグナロク』の序盤に出てくる悪役貴族アレス・グラッフィ。
貴族の長男という立場に溺れて贅沢の限りを尽くし、最後は悪魔に魂を売り渡した為に主人公に倒されて死ぬキャラクターだ。
俺は今、そのアレスに転生してしまったのだ。
いずれ死ぬ運命にあることに絶望していた俺だったが、ある日アレスは作中で『魔法の才能はあるのに欲に飲まれた残念な奴』と評されていたことを思い出す。
それなら悪いことはせずに魔法の修行だけすればいいじゃないか!
ということでなんとしても死の運命を回避するため、俺は真面目に生きてきた。
そして18歳の誕生日、俺は家を出て辺境にある領地で新たな暮らしを始めるのであった。
って、普通に修行しただけなのに強くなりすぎじゃね?
気がつけばすごい評価されてるし、開拓した領地に原作ヒロイン全員集まってきてるんだけど……
これは本来かませ犬の悪役に転生した俺が、修行をしたことで原作では披露されることなかった才能に開花、さらに真面目に生き続けた結果いつの間にか英雄と呼ばれるようになっていた、そんなお話。