あらすじ
火宮華(ひのみやはな)、十五歳。
鍛冶師一族に生まれながらも「女だから」という理由で跡を継がせてもらえないことを、不服に思って過ごしている。
華の婚約者・朔夜は、そんな華に刀を生み出す機会を与えた。
初めて短刀を鍛えた華は喜びに溢れるが、刀匠である父親にすぐさま露見し、夢を諦めるようかたく禁じられてしまう。
一方で、朔夜は蔵に納められている「神から授けられた玉鋼」を華へ見せて、その夢を鼓舞するのだった。
三年後。華たちの暮らす集落へ、神剣を求めて、帝都から帝国想軍中将・一条尊が訪れる。
そこから華の運命は大きく動き出す――
※注意※
作品冒頭で、津波に準ずる場面がございます。ご注意願います。