あらすじ
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「リエレ…私は君を愛してしまっているんだ。…この気持ちに嘘はつけない。例え君に振り向いてはもらえないとしても、この気持ちだけは伝えたかった…自分勝手な私を、どうか許してほしい…」
「な、何を考えているんですか…?ファーク様はエリお姉様とご婚約されてる間柄ではありませんか…そ、そんな方が私そんなお言葉を…」
「許されないのは分かっている…けれど、私はどうしても…どうしてもこの気持ちに正直に生きたかったんだ…リエレ…私は君を愛している…それこそ、この世の誰よりも…!」
「ファーク様…」
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「そう、そんな事があったの」
妹のリエレは私に、自慢げにその愛の告白の内容を伝えてきた。
「私、どうすればよいのか分からなくってぇ。こんな事生まれて初めてですし、相手はお姉様の婚約相手ですしぃ。ですが愛しているのはお姉様よりも私だと言ってくださいましたしぃ。…はぁ、いったい私どうすればよいのかしらぁ」
「…」
結局、リエレはただ単に私に嫌味を言いに来ただけのようだ。元よりファーク様と婚約するようなつもりはさらさらなく、ゆえに告白の返事を迷っているわけでもない。この状況をひけらかして、私の反応を楽しみたいだけなのだ。