あらすじ
長い内戦を経て、国内政権を掌握した白党・ホルス党は黒党を筆頭とする反対勢力の弾圧を目的に国防局第9課を設立した。
その最高長官として手腕を振るうのが、養女でありながら大統領から多大な寵愛を受けているアルファのセラ。彼女の出自は謎に包まれ、そのうえ大統領に忠誠を誓うために、実の姉を殺すほど血も涙もない女である。一方、学費を稼ぐためバイオリニストとして働く留学生でオメガのアンザ——彼の本当の正体は黒党の特命諜報員、コードネーム「夜鳴鳥」だ。
ある日、セラは局内長官の妬みによって濡れ衣を着せられ、自宅謹慎となってしまう。そんな中、送りこまれたアンザは、当初諜報員としての使命を果たすべく色仕掛けで情報を探ろうとするが、生活をともにしていくうちにセラに惹かれていってしまう。そして冷徹なセラにも変化が…?
それはアルファとオメガとしての本能なのか、はたまた別の感情なのか…?