あらすじ

黴臭く、薄暗い古書店の奥。 そこに僕は棲息している。 髪を切ったのはもういつのことか。 一年前か、五年前か、――それとも、もっと前か。 着物から伸びる手足は恐ろしく白い。 それほどまでにもう、日の光には当たっていなかった。 僕はここで、稀に来る変わった客の相手をしながら過ごしている。 客は人間とは限らない。 ただし、誰もが〝本〟を売りに来る。 そう、曰くありげな本を――。

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カクヨム
カクヨム2023/11/17
  • 現在の作品浸食~呪言古書店綺譚~