あらすじ
エルバール大陸南部に位置するヴァイセン王国、その辺境にて領主を務める青年ヨハンは悪徳領主だ。
奴隷を集め無賃で働かせ領民からの税収は偽装し国から禁じられている私兵を持つ、筋金入りの悪徳領主である。しかしそれらは秘匿されており、暴こうとしたものは皆闇に葬られた。
「金を集めろ。とにかく大量に、使いきれないと思える程に」
領主としての実績を積み上げながら、彼はやがて莫大な資産と兵力を抱えた。それらが公になった時、世は戦国に突入しており――彼は一国一城の主として戦乱に身を投じる事となる。
己が集めた資源と、築いた技術と、それらを用いる家臣と共に。
この物語は、悪徳領主と呼ばれた男が瞬く間に戦乱の世を駆け抜ける架空立志伝である。