あらすじ
聖女・セシルは、2度の追放を経験した。
1度目は、 “大聖女の禁忌の子”として、教会から。2度目は、他の聖女に嫌がらせをしたという無実の罪のために、王宮から。
大聖女の力を受け継いだセシルは、膨大な聖魔力量を持っており、教会でも王宮でも利用され尽くした。求められてきた過剰労働と、容赦のない差別から、ボロボロになってしまったセシル。救いの手を伸ばしたのは、麗しの辺境伯・アルベールだった。セシルは、「聖女の力を借りる代わりに、守ってくれる」という彼の契約結婚を受け入れることに。
「欲しいものはないか?困っていることは?」「ありません。大丈夫ですから、心配しないでください」「結婚しているんだ。心配くらいさせてくれ」「だ、大丈夫ですって!」
これは契約結婚である。そう伝えられたはずなのに、なぜか旦那様が溺愛してくる。そして、2人はゆっくりと関係を変化させていく。
生まれて初めて守られて。「可愛い」と言われて。くだらないことに笑い合って。喧嘩をして。そのあと沢山仲直りをする。そんな当たり前のことを叶えていくうちに、セシルは少しずつ彼に心を開く。
一方でセシルを追い出した王宮は、後から彼女の有能さに気づく。教会も、大聖女の子であるセシルを利用しようと、不穏な動きを見せ始めて‥‥‥
*ハッピーエンド。完結まで執筆済み
*別サイト「小説家になろう」掲載作品を改稿したものです。(「小説家になろう」上のタイトル→「愛することはない」はずではなかったのですか?〜追放された最強聖女ですが、幸せになります。ところで、契約結婚した伯爵様が溺愛してくるのは何故ですか〜)