あらすじ

大聖女・コルネリアはある日、第二王子に脅されて強制的に彼の婚約者にされてしまった。 「俺と婚約しないと、偽聖女だってバラすよ♡」 本物の聖女が不在の今、国民の心身を支えている身である偽聖女・コルネリアはこの脅しに従うしかなかった。 本物の聖女がいないということが知られたら、どれほどの国民が絶望することか、想像するにあまりにも容易かった。 ============ コルネリアがオルドリンデ王国の聖女となったのはかれこれ十年前。長年の聖女不在により国は荒れ果てていた。生活に困窮した没落子爵の父が『この娘は聖女だ』と偽って教会にコルネリアを売ったのが始まりだった。 本来ならば奇跡を行使して行われる聖女の勤めを、薬学の知識と技術、そして生来生まれ持った人柄によって果たしていたコルネリア。自らを慕う人々のことを思うと、コルネリアはなかなか「自分が聖女ではない」と切り出せず苦悩の日々を送っていた。 「……やっぱりだ。アンタ、本当は聖女なんかじゃないんだろう?」 そんな中、聖女コルネリアの元を国の第二王子ジュードが訪れる。 「第二王子の俺が王座につくにはアンタの大聖女って肩書きが必要だ。……俺と結婚しろ。そうしないと……偽物ってバラすよ♡」 脅され、コルネリアは第二王子の婚約者となってしまう。 彼によって語られる第一王子の陰謀、国の闇。偽聖女コルネリアの命運はいかに。 「……あなたが私をこうやって甘やかすのは、私を利用するためよね?」 「ん? さあ、どうだろうね?」 溺愛(演技)ガラ悪(本性)王子×真面目で頑張りやな偽聖女の救国ラブストーリーです。

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カクヨム
カクヨム2023/12/01
  • 現在の作品ニセモノ聖女は引退したい 〜どうも、「俺と婚約しないと偽者だとバラすよ」と脅された偽聖女です〜