あらすじ
事故死した。
異世界転生することになった。
「可憐なロリドワーフ幼女に転生してグレートソードで無双したい」
と神様に頼み込んだ。
だからこうなった。
異世界にブラックホール幼女の異名を轟かせることになるロリドワーフのアドレア。
ちんまい幼き体躯で身の丈のよりも大きなグレートソードを振り回すことは物理学的に不可能だ。
テコの原理って知ってますか。
重心の概念理解してますか。
筋力だけでは無理ですよ。
可能なのは振り下ろしのみ。
薙ぎ払いは振り回される。
ハンマー投げの要領で振り回しながら回転することは可能かもしれない。
剣技なんてあったものではない。
けれどアドレアはグレートソードで無双した。
理不尽なまでに周到な準備をして実現させた。
幼女が大長物で無双するのがロマンだから。
魔王の復活。
勇者選定の聖剣を力技で土台ごと引き抜いてしまったアドレアは、困惑する王様達に勇者として魔王討伐を命じられる。
空高く跳び上がる幼女。
上空から魔王軍に襲いかかるブラックホール幼女。
魔王軍の四割は文字通り消滅させて、ドン引きの魔王との一騎打ち。
魔王様逃げて!
この子普通じゃない!
でもブラックホール幼女の引力に囚われて、魔王は逃げることができない。
魔王を守る結界を打ち払うには、神の加護を得た聖剣の力が必要だが、アドレアの持つ土台付きの聖剣はただの巨大な鈍器だ。
なんの役にも立たないので、結局いつものグレートソード。
その振り下ろしは魔王の結界にヒビを入れた。
二撃目の巨大化させた剣身の一撃で魔王の心を折った。
そして惨劇目で魔王を圧死させた。
こうして世界は救われた。
これはどこまでも理不尽な脳筋幼女の物語。