あらすじ
災禍の魔王といわれたセラム・ディズトラム。
圧倒的な能力を持ち、物語のラスボスとして地下深くにある最難関ダンジョンの奥深くで主人公たちを待ち続けていた。
セラムがこの地から解放される方法、それは主人公たちに倒されることだけ。
そんなセラムに転生してしまった俺。しかも神様の悪戯か、能力は生前の力に少し色をつけた程度。更にラスボス特権でレベルは上がらず、地下深くにいるセラムが金を持っているはずもない。
「このままだと命がいくつあっても足りない……。そうだ、このダンジョンを売り払って山に引きこもろう」
夢のスローライフを送ろうとしたはずが、なぜか部下の四天王たちには最難関ダンジョン以上の極悪ダンジョンを作ろうとしていると思われ、歓迎をしたはずの勇者たちには恐怖の対象としてみられてしまう。
「どうしてだ? 俺は平穏な暮らしを送っているはずなのに!?」