あらすじ

『なんだ、取らないの?』 「えっ」 『今、熱い視線くれたよね? まあ、また会えるかもしれないしね。その間、よく考えるといいさ』 「え、嘘、待って」 『待てないよ。見ればわかるだろーう…………』 ……と、落ち着いて、あたし。これは夢……じゃない。ええ、現実。間違いなく、あたしはこの足でこの回転寿司に来た。 じゃあ、あたし……うん、疲れているんだろうな。だって有り得ないじゃない。エビがレーンの上から話しかけてきたなんて……。 ええ、幻聴に決まってる。それもにぎり。にぎりよ。つまりエビの死体の、その肉片じゃない。うわっ、そう考えると他のも何か気持ち悪く思えてきた。まだそんなに食べてないのに……。 ふっー、大丈夫。気を取り直して、お茶を淹れて、よし……。 『やあ。また来たよー』 「嘘でしょ、なんで? ねえなんで?」

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小説を読もう2024/01/17
  • 現在の作品回転寿司は一期一会