あらすじ
恋愛に積極的になれない坂木ケイだったが、それなりに充実した日々を過ごしていた。恵まれたルックスの良さを持て余している彼女を見かねた親友から、優良物件とも言うべき男性を紹介され積極的なアプローチを受けるも、ケイはそれをわずらわしく思ってしまう。
その日の晩、突然強い腹痛と激しい嘔吐に襲われ、ケイはたまらず救急車を呼ぶ。搬送された大学病院の救急室で、外科医の名東健一から大腸腫瘍による腸閉塞の診断を受け、緊急手術が必要と伝えられた彼女は意識を失ってしまう。
名東による坂木の緊急手術が無事終了する。術後、快方に向かう坂木だったが、検査で全身に癌の転移が認められ余命は二年程と予想された。告知の期に苦慮する名東だったが、坂木は淡々と自らの病名を言い当て、今後根治する事は無いという告知に対しても動揺を見せずにいた。退院後、過酷な抗がん剤治療を粛々と受け続ける坂木。自分に好意を寄せる彼女に初めは戸惑う名東だったが、患者との向き合い方に葛藤しつつも、次第に彼女の健気さに惹かれていく。
病気の残酷さに共に立ち向かいながら、想いを深め合っていく患者と医師のお話です。
あっと驚くラストまで是非、お付き合いくださいませ。