あらすじ

「なんでよ。わたしの方が愛されているはずなのに、どうして彼女はわたしに何もしてくれなかったの!? あんなに彼と仲良くしていたのに!」
妹が怒りの声をあげると、悪役令嬢である姉は悪戯っぽい笑みを浮かべます。
「まぁ、仕方ないんじゃない? わたしの魅力が上だったってことでは?」
そう自信満々に言いました。
姉である自分の方が魅力的だったから婚約者が奪われたと主張しました。
すると、彼女は思い出したかのように自分の婚約者の方を振り向きます。
「ねぇ、貴方。貴方はわたしの方が魅力的だと思わない? 」
婚約破棄の理由は、悪役である彼女にあると妹は睨み、それを聞いて怒ります。
「なっ!? こんな女に貴方は騙されてるの!?騙されないで!」
そう妹に言われても、彼は取り合いませんでした。
なぜなら、妹は悪名高いことで有名だからです。
「もう、俺の婚約者は君じゃないから。姉である君が選んでくれ」
彼がそういうと、妹は驚きます。
「えっ? なんでよ」
姉の魅力に勝つ自分を、婚約者が選んでくれないなんてありえないと妹は思いました。
でも、姉は不敵に笑います。
「あら? やっぱりわたしの魅力にやられちゃった?」
姉はそういうと、妹はカッと顔を赤くしました。
「ふざけないでよ! わたしの方が貴方の事を思っていたのよ! なんでわたしじゃなくて、お姉様を選ぶの!? わたしは貴方の事をこんなにも愛しているのに!!」
そういう妹に対して、姉は妖艶な微笑みを浮かべます。
「まぁ、貴方みたいなご令嬢に何度も意地悪する女性に、美しい人が惹かれるわけが無いでしょ」
妹は顔を真っ赤にしながら言います。
「本当に心の底から愛していると思っていたの!? こんな人より私の方が貴方を愛してるに決まっているわ! 私を選びなさいよ!」
そう妹は言いますが、姉は笑顔で言いました。
「いやよ、絶対にいや。愛なんてものはね、自分の心で判断して決めるものよ」

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アルファポリス
アルファポリス2024/01/11
  • 現在の作品意地悪な妹に散々酷いことをされたので、お返しいたします