あらすじ
容姿端麗で努力家な女子高生、嶋中咲良(しまなか さくら)は、絵を描くことが何より好きだった。だがネットでの評価に拘るあまり、絵を描く楽しさを忘れていた。
咲良はネットで、好きに描いた絵が評価される女性絵師、玄草ユメリ(げんそう ゆめり)を発見する。咲良はユメリを羨み、彼女の評価が丸ごと欲しいと考えていた。
ある日咲良は、保健室登校の男子生徒、日下部玄夢(くさかべ くろむ)に出会う。彼が現実世界の玄草ユメリだった。
玄夢は中学生の時に、友達だった人気絵師の堂島秀(どうじま しゅう)からいじめを受け、不登校に陥った。
性別を含めて自分が嫌いな玄夢は、美少女のふりをして絵をネットに投稿していた。
やがて人気絵師となり、癒月零夢(ゆづき れむ)という女性絵師の友達もでき、ネットに居場所ができた。
そんな折、ユメリがネカマであると匿名掲示板で晒される。玄夢は居場所が失くなることと、恋心を抱いていてる男嫌いの零夢との関係が壊れるのを恐れたが、何もできずに引き篭もった。
咲良は、自分がユメリを演じて同人誌即売会にサークル参加すれば解決できると玄夢に提案する。
玄夢は戸惑いつつも、なりたい自分の理想像として密かに憧れていた咲良の提案を受け入れ、二人はサークル参加の準備を開始した。