あらすじ

◆◆◆いいかみんな! 理不尽でキツい仕事ほどアットホームだと言い張るからな!◆◆◆

 モットバーガーに勤めて八年目。
 暑い暑い夏を迎えた俺は、いつものように賑やかでなんか理不尽な仕事が始まろうとしていた。

 満点の笑顔で接客をするバイトガール【マオちゃん】がまたタピオカをいい間違えているし、そのたびに古参であるオープニングスタッフの【お鷹様】にはゴートゥーヘルされるし、筋骨隆々の店長【カアたん】は我関せずを貫いているし、もうメチャクチャだ。

 ああ、どんどんお店が回らなくなってきている。
 お客様がひそひそ話をする中、俺は大きな身体を揺らしてあっちこっちにフォローをしまくりだ。

 身体が壊れるかもしれない日々の仕事を泣きながらこなす毎日。
 でも、そんな俺の気持ちなんて知らずにみんな勝手に動き回る。

 くそ、くそ、くそ! 絶対に、絶対にいつか転職してやる!!!

 そんな思いとは裏腹に今日もマオちゃんはタピオカと言ってくれない。
 ああ、いつかでいい。ホントいつかでいいんだ。だからあの日教えたタピオカを思い出してほしい。

 だけど君はまた、あの日教えたタピオカを忘れている――

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アルファポリス
アルファポリス2024/01/06
  • 現在の作品君はまた、あの日教えたタピオカを忘れている