あらすじ
「カイと離ればなれになりたくない!」
5歳になると神から与えられるスキル。
普通ならあり得ないが優れたスキルを授かってしまうと中央に連れて行かれてしまう。
まだスキルを授かる前、不安な幼馴染のマリーがカイのところに来て言った。
「なら僕が君についていくよ」
カイはあっさりと言ってのけた。
そしてスキルを授かる日
親も兄弟もいなく懸命に生きてきたカイはスキルに恵まれることもなく凡庸スキル『体重操作』を授かる。
一方、幼馴染のマリーは異例の人族最強ランクのスキルを授かってしまい強制的に離ればなれになることに。
そんな中、マリーは不幸にも攫われてしまう。
誰よりも早く見つけ出したカイはマリーを助けるために相手を道連れにして自ら崖から飛び降りる。
その時、
「何年かかるか分からないけど、ぼくはきっとマリーの隣に立てる人間になる。だから待っててね」
マリーは悟った。カイはマリーのため嘘を言っていることに。
マリーはカイの心遣いに報いるために、無理やり笑顔を作ると
「うん、ずっと待ってる」
そしてカイは夜の空に消えていった。