あらすじ

『真識人(ましきびと)』それは、生薬学をはじめとした自然療法を得意とする日本古来の民族。 自然に溶け込み、調和し、生きとし生ける者の生命力とその流れを感じ取る。そして彼らの手は、生体に発生した遮断を取り除き、あるべき状態へと戻す手助けをする。 しかし、彼らが生み出した『不老長寿薬』は服薬者に苦しみを与え、彼らの子子孫孫にその贖罪を背負わせる事となった。 そんな一族の末裔である谷原愁一郎(たにはらしゅういちろう)。高校へ進学した彼は、自身も『真識人』の一員として療術士になるのが夢だった。 高校進学は、師匠と慕う父に強要されたからにすぎない。『真識』の仕事を最優先し、学生生活は二の次だった彼の前に現れたのは、新聞部の同級生、名取民子(なとりたみこ)。 『真識』の暮らし、そして彼女との出会いが、愁一郎の生活を彩ってゆく。 ※本作に登場する施術法や思想などは、いくつかの代替療法や文献を元に作者が創作したものであります。類似した施術法及び行為は存在するかもしれませんが、本作に登場した施術そのものが実在するとは明言致しません。

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カクヨム
カクヨム2024/01/05
  • 現在の作品真識人の物語