あらすじ
空は淀み、大地は枯れた。
栄華を極めた時代が過ぎ去って久しい。
混沌とは自然が生み出すものではない。人が作り出してしまうものである。
大規模太陽フレアにより存在を構築したコモンメタル『ヒヒイロガネ』。その燃えるような紅蓮色の石は、人々に破壊の力を与えた。
──戦闘兵器MADO。
戦争。
それが、視界狭窄に陥った人類が辿り着いた、歪曲した答だった。
横たわる屍を踏みつけ、乗り越え、進まなければ先はない。時代に遅れてはならない。
例えそこにどれだけの理由があろうとも。
でも、それでも、時代遅れが最新鋭より遅いとは限らない。
────越えろ、境界線を。
サイト「ぐりぐり ぐりむ☆りーぱーからの転載小説です。