あらすじ
服を脱ぐほどに能力を発揮する光合成人間。その能力が最大限に発揮される時は、一糸まとわぬ全裸になった時だった。
しかしながら、外で裸になることなど許されない現代社会では、彼らが存分に力を発揮できる機会などどこにもなかった。裸という状態は社会に適合しないのである。そのため、就職活動や会社の人事評価などでは、非公式ながら極めて不利とされていた。ある者は正体を隠して普通の人間として生活し、ある者は人生を踏み外して全裸になり、その能力を犯罪という形で発揮するほかなくなっていた。
とはいえ、光合成人間たちはその高い能力から、しばしば世間の注目を集めることが多かった。最近ではイノベーションを求める海外資本が、その人材獲得のため暗躍するようになったほどである。
光合成犯罪の増加、人材流出、偏見、差別など、新しい社会問題に法律がまったく追いつけなくなった今、光合成人間が平等に扱われ、活躍し、幸せに生きていける社会作りが求められているのだった。
この物語は、正体を隠して反社会的な光合成人間たちと戦った、光合成仮面の物語である。