あらすじ

第6回角川つばさ文庫小説賞・一次選考通過作品。  物語の舞台は、今から百年ほど前の大正時代。  港町で育った小柄な女の子・朧月夜桜子(おぼろづくよ さくらこ)は、飛び級して一年早く尋常小学校を卒業し、東京の名門女学校に通うことになった。桜子は、昨年の春に出会った許嫁・花守柳一(はなもり りゅういち)の孤独で悲しそうな顔が忘れられず、東京で暮らしているいとこの柳一のそばにいて彼を笑顔にしたいと思い、上京したのだ。  しかし、花守家で生活することになった桜子は、柳一の妹の菜々子(ななこ)に嫌われ、なぜか他人に心を閉ざしている柳一には「ちんちくりん」とバカにされてしまって……。  いつの時代でも、恋は乙女の一大事。  これは、百年前の小さな少女が経験する初恋と仲間たちとの友情の物語。 ※『ちょっとディープな「花やぐ愛は大正ロマン!」用語解説集』(https://kakuyomu.jp/works/1177354054883601681)では、小説内では説明過多になるおそれがあるので載せられなかった(ちょっとだけ)ディープな用語解説をしていますので、本作を読んで大正時代や女学生の文化に興味を持たれた方はこちらもご参照ください。 ※作中に登場する主人公たちの先輩・風花柊子は、短編の『大正十年のメリークリスマス』(https://kakuyomu.jp/works/1177354054882205552)では主人公をつとめ、もう一つの大正物の短編『大正十一年のエイプリルフール』(https://kakuyomu.jp/works/1177354054882862157)でも登場しています。 この短編2作品は児童小説ではありませんが、大正ロマンをもっと楽しみたいという方はよかったらご一読ください!

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カクヨム
カクヨム2017/07/06
  • 現在の作品花やぐ愛は大正ロマン!