あらすじ

迷い込んだ異世界の大精霊。 時は鎌倉末期。楠公が天子様を奉じた頃。 ずっと前から待ってた……うん、百年とか二百年とか、もっとかも。そういう感じで。 花が綺麗でね。見てたの。桜って言うんだってね。あとで知り合った男の子が教えてくれた。 見ながら待ってた。この世界は魔力が薄いから。 満たされるまで。 結局ね、魔力は満ちても、満たされなかった。 涙だけがいっぱい溢れた。 だからずっと待ってた。また長い時間。 千年は経っていないと思うけど。 ねぇ、また来てくれたの?それとも違うの?

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カクヨム
カクヨム2024/01/02
  • 現在の作品異界の大精霊。終われない、始まらない。そんな恋に落ちて帰れなくなる。