あらすじ

額に千日紅の形をした赤い痣を持って生まれた緋花。それは鬼の帝からの愛を誓う印だった……?

緋花の父は生まれる前に死に、病弱だった母も緋花を産み落とすとその後すぐ亡くなってしまう。村には10年に一度鬼への生贄を渡す決まりがあり、村人たちは天涯孤独な緋花を生贄として捧げると決定する。ただし、生贄として差し出すのは15歳と定められていたため、それまでは村で手厚く緋花を育てていた。
緋花は生贄として捧げられることを理解しつつ、村で亡くなった人たちの身体を綺麗にしたり死化粧を施したりしていた。

生贄として捧げられる日、緋花は醜いと言われていた額の痣を化粧で消し、生贄として鬼の国へ向かう。しかし、鬼は人を喰らわず、生贄とは鬼の帝が住む後宮で働かされることを意味していた。
生贄として後宮入りした緋花は、幸か不幸か正室の化粧係兼身の回りの雑務を言い渡される。女中をいたぶるのが趣味な正室黒蝶は、人間である緋花に化粧道具や高価な装飾品を盗んだ罪を着せ、帝の紅玉に死罪を求めるが、額の化粧が落ち千日紅の痣が姿を現してーー。

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アルファポリス
アルファポリス2023/12/31
  • 現在の作品鬼の国の贄姫は死者を弔い紅をさす