あらすじ
最初にセックスしたあと、シャワーを浴びてからベッドに並んで横になっているとき、聡美が「私たちが付き合ってるって知ったら」というように話していて、ぎょっとした。もうこれで付き合っていることになるんだなと思った。(本文より)
平野聡美は会社の同僚で、同い年の33歳だった。聡美が異動することになったのをきっかけに、ただ飲みに行ったという感じで二人で飲みに行った。それから二ヶ月以上毎日のようにメッセージをやりとりして、だんだんと毎週のように二人で飲みに行くようになった。けれど、いつまでもそういう雰囲気にならないなと思いながら、何も起こらないまま時間は流れて、ある日、終電を逃した後のバーでワールドカップの試合を見終わってから、聡美が今からタクシーでうちにこよと言ってくれて、やっとそうなった。セックスして、休憩して、セックスして、眠って、セックスして、俺の部屋に移動して、またセックスしている。聡美とのセックスはすごくて、頭がずっと空っぽなままになってしまう。またつまらないセックスをしてしまっているなと思った。入れ始めてからずいぶん経っているけれど、ずっと正常位のままだった。