あらすじ

毎年の夏、盆になると僕は家族に連れられて10歳まで住んでいた父の実家のある長野に帰省する。 帰省して思い出すのは幼い頃一緒の時間を過ごしたあの子のこと。田んぼのあぜ道で、泥道で、小学校で、あの小山で……あの子との思い出はたくさんあった筈なのに、2~3年前に帰省した時より去年、去年帰省した時より今年と思い出せることが減っていることに気付く。 こんな僕は薄情なのか? 薄情な人でなしなのか? 鳴り止まぬ蝉時雨の中、そんな答のない自問自答を繰り返す。……そんな話です。

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カクヨム
カクヨム2022/01/23
  • 現在の作品蝉時雨