あらすじ

はやく帰って休みたい。  しかし、同時に帰りたくないとも思う。  帰ればまた、あっという間に時間が過ぎ、明日がくる。  はやく帰りたいけれど、もう帰りたくない。  いっそ、この帰り道が終わらなければいいのに。  駄々っ子のような思考に気を取られていると、ふいにどこからか惹きつけられる音がした。  笛、だろうか。小太鼓の軽いリズム感のある音もしてくる。  よくよく耳をすませば、人々のざわめきも聞こえてきて、私は音の出所を探し視線をさ迷わせた。  寂れた小さな神社が目につく。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
カクヨム
カクヨム2023/12/26
  • 現在の作品猫の首輪の鈴の音は。