あらすじ
主人公・埼京刹那は友だちに勧められてフルダイブ型のMMORPG・ギフテッド・オンラインを始めることに。
そのゲームはRPGなのに三つしかスキルを持てないという異様なシステムを採用していました。
ただ、その三つのスキルはゲームを始める際にプレイヤー自身がつくることができるというのが大きな売りになっていたのです。
他のプレイヤーが既につくっているスキルはつくれない、という難点はありましたが。
そんなわけで、
虫も殺せないような穏やかな性格の刹那は戦闘をするよりも生産職に就いて友だちのサポートをしよう、と閃きます。
そんな刹那が就いた職業は、ポーションなどの回復アイテムや能力の補正ができるバフを掛けられる薬品、状態異常の耐性をつけられる薬品などをつくれるという「薬師」。
しかしこれは、神官や僧侶など優秀な回復職が存在するギフテッド・オンラインにおいて最も不遇とされている職業だったのです。
このゲームの知識があまりなかった刹那はそのことを知らず、意図せずにハードモードを選択してしまっていました。
しかし、不遇で選ぶプレイヤーがほとんどいないということは、裏を返せば、それ関連のスキルはつくりたい放題だということ。
刹那がつくったスキルは、
『薬系アイテムでの上昇値上限無視』
『薬系アイテムの品質を無限に向上できるスキル』
『私がつくった薬系アイテムの有効期限撤廃』
始めに思い浮かんだ三つのスキルを無事に獲得することに成功したのです。
この三つの自作スキルが化学反応を起こし、刹那にとって望まない展開になるとも知らずに……。
この物語は「戦うのが嫌だったから生産職に就いたのに、なぜか猛者とまで呼ばれるようになってしまった少女の物語」です。
【お知らせ】
とりあえず第一章・41話までとなります。
次回の更新は2024年2月20日を予定しております。
作者の都合により変更する場合があります。
ご了承いただければ幸いです。
変更する際はこちらにてお知らせさせていただきます。
作者は現在、別の作品にかまけております……。