あらすじ
昔々、あるところに貴族の令嬢がいて、継母と義姉たちににいじめられていました。でも、そんな可哀想な少女は、舞踏会で王子様と結婚する素敵な運命が待っているのが物語のお約束。
魔法使いの青年は彼女のためにガラスの靴を渡そうとするのですが――。
「すごい! ほんものの魔法が使えるんですね! わたし、魔法使いになりたいんです」
「え? でも、舞踏会は? 王子様は?」
「そんなもの興味ありません。わたしは貴方の弟子になって、最高の魔法使いになりたいのです」
これは魔法使いになりたい令嬢と、弟子の彼女を甘やかすお人好しの青年魔法使いの物語。二人が師弟として一緒に暮らし、少しずつ互いを理解していく話。