あらすじ
俺は匠宗一郎、健全で地味な高校生。
入学してから早3か月が経とうとしている。
風邪を惹いたようで、今日は布団にくるまって、学校はお休み中。
彼女いない歴=年齢で学校ではぼっち気味だけれど、今の生活には多分満足している。
なぜなら、家に帰れば自分の空間があって、大好きなアニメやゲーム、文庫本に没頭できるから。
たまに面倒くさい奴に邪魔されるけれど、それは最早日常の風物詩で、意外と心地よく。
その主は、同じクラスの美咲澪、小学校からの幼馴染で、学校内で噂になるほどの美少女らしい。
毎日のようにうちの家に尋ねて来ては、ご飯を作って家事をこなして、俺の部屋に乱入してくる。
今日もそろそろ……
「よ、生きてる?」
「でかい声はやめてくれ。頭に響くんだ」
「今お粥作るから」
いつもいつも、申し訳ない。
そういえば俺、最近他に気になる子ができたんだけど、こいつにはまだ言ってなかったな……
そんな二人を中心に紡がれる、甘くてちょっと切ないお話。
※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません